手紙は手書きが常識かマナーとしてなのか

昨今、自宅に一台はパソコンとプリンターがある時代です。企業から送られてくる案内などの手紙の99パーセントはそういった機器を使用した活字での手紙が送られてきます。

しかし、個人間の手紙での常識やマナーというものは現在どうなっているのでしょうか。プリンタの登場から現状に変化はあるのでしょうか。
メールが主体の若い世代が、ほとんど手紙を書くという環境がないなかで、いざというときに困ってしまうという状況が多々あるようです。

実際のところ、活字でプリントされたほうが読みやすいといえば読みやすいのです。人によっては字の綺麗さに違いがあり、解読できない場合というのも実際あります。活字では「誤字」はあっても解読できないということは基本的には無いからです。

そういったメリットもありはしますが、現実的にはまだ、手書きが常識であり、マナーであるということがいえます。

マナーというものは「決まりごと」でもありますが、それはむしろ昔からの生活習慣から身に付いた心理的な部分が理由ということもあります。

例えば想像していただきたいですが、こちらがまずワープロで作成、活字でプリントした手紙を誰かに送ったとして、その返信が毛筆の手書きの手紙だったとしたら、おそらく日本人の多くの人が「申し訳ない」という恐縮した気分になることでしょう。

これは生活習慣から自然と身に付いた価値観であり、ルールによるものではないのです。

欧米ではタイプライターというものが比較的古くからあり、現在マナーとしてもタイプライターの本文の最後に手書きの署名をすればよいというのがマナーです。しかし、本文も手書きの方がより重厚な意味合いを持つという事は日本のそれと同じ感覚かもしれません。

日本も今後は活字というものもマナーとして感覚的に受け入れることができる日が来るかもしれませんが、現時点では手書きの方がより「心を感じることができる」状態にあるので、これが常識という判断でしょう。

まだまださらに本文の書き方、例えば書き出しや季節の挨拶などの決まりごとや、安価なボールペンよりかは万年筆がよいなど細かな部分もありますが、手書きで手紙を書くというのが最低限やるべきマナーだということです。

こういったプリンタによる活字が当たり前な世の中であるからこそ、若い人から送られてくる手書きの手紙というものは、昔の手紙に比べてより心が感じられる、重みのあるものとして受け取ることができるかもしれませんね。

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